カジノでのポーカー

ポーカーは有名なカードゲームで、家族とか友人で遊んだ経験を持つ人も多いはずですが、カジノでも人気のあるものの一つです。
ただ、日本で一般的なルールとはちょっと様相が異なりますので、賭けをしようと考えている人は少なくともルールの概略を把握しておいたほうが良いことは間違いありません。
異なるとは言っても全く別物になっているようなことはなく、5枚のカードで役を作り、高い役を作ったほうが勝ちになるとか、ポーカー特有である駆け引きの要素はしっかりと盛り込まれています。
その上で、より盛り上がれるように修正されていると言えますし、もしこのやり方に興味があれば、別にカジノだけではなく家族とか友人でも適用することは全く問題ありません。

各プレイヤーに5枚の手札が配られる

ポーカーでは、通常は各プレイヤーに5枚の手札が配られます。
そしてその中から任意の枚数のカードを山と交換してもらって最終的な役作りを狙います。
ですがカジノでのルールでは、配られる手札はわずか2枚だけです。
そして、この手札は1回のゲームが終了するまで山と交換するようなこともありません。
たった2枚で役などできるはずがありませんが、これとは別に場にカードが配られるのが大きな特徴です。
場のカードはコミュニティカードとも呼ばれ、そのゲームに参加するプレイヤーの全員が共通して役作りに使うことができるようになっています。
コミュニティカードは最終的には計5枚が表向きに配られ、各プレイヤーは手札の2枚と場の5枚の合計7枚の中から好きな5枚を選んで役作りを競うことになります。
コミュニティカードは共通ですが、これは早いもの勝ちなどというわけでは全くなくて、複数のプレイヤーが同じカードを使うことになったとしても何の支障もありませんし、自分がどのカードを使うのかは最後まで他人に告げる必要はありません。

コミュニティカードは順を追って配られる

コミュニティカードはまとめて5枚が配られるわけではなくて、順を追って配られることも特徴の一つというか、場を盛り上げることに一役かっています。
最初に配られるのは3枚であり、その後4枚目、最後の5枚目というように3段階に分けて行われることになります。
ポーカーではベットが行われますが、一般的なルールでは最初に5枚の手札が配られた時点と山と交換した後の合計2回です。
しかしこちらのルールでは、まず最初の2枚のカードが配られた時点、場に3枚のカードが表向きに配られた時点、そして4枚目、最後に5枚目というように合計4回のベット時点があります。
これだけでもさらなる盛り上がりが期待できることが分かります。
最初の2枚のカードでは最終的にどんな役ができそうかはなかなか予想がつきませんが、どのようなカードであれば期待できると言えるのでしょうか。
細かく言うと非常に難しい問題なのですが、例えばロイヤルフラッシュが期待できる同じマークのAとKあたりが最強と思うかもしれません。
これは別に悪いカードではなくはっきり言えば期待できるほうに分類されるのですが、2枚の段階での最強とは言い難いものがあります。
2枚での最強は、もっと単純に考えてAのペアになるのです。

場に3枚のカードが配られる

同じマークのAとKなどは、確かにロイヤルフラッシュやフラッシュが狙えるものの、場合によってはノーペアに終わる可能性もあるわけで、それよりは既にAのワンペア確定のほうがこの時点での期待値は高いということになります。
このような問題はさておき、続いて行われるのが場に3枚のカードが配られることです。
これで使えるカードの7枚のうち5枚までが出そろったことになり、高い役が狙えそうなのかどうかがかなり明らかになってきています。
続いて4枚目が場に配られると、残りはもう1枚のみです。
これはせいぜいワンペアしかないかといった感じになってきているかもしれません。
そして5枚目が配られると各プレイヤーの役が確定することになります。
もちろんポーカーゲームなのですから、自分にどのような役ができているか、あるいはできていないのかは最後まで他人に明かす必要はありません。

心理戦も重要

そういう意味では心理戦も重要です。
一般のルールでも、山と何枚交換したのかの枚数は他人にも明かされる情報ですから、そこから役の高さを推測するようなことはできます。
3枚交換していればワンペアはできている可能性が高いのかなとか、1枚しか交換していなかったとするとストレートやフラッシュなど高めの役を狙っているのかもしれないというようにです。
これと同じことはカジノのルールでは適用できませんが、場の5枚のカードはもちろん大いに参考にできます。
例えば同じマークが3枚とか4枚あれば、フラッシュができているプレイヤーがいるかもしれないということが分かります。
自分がワンペア程度ではちょっと賭けかもしれません。

まとめ

一方で、場の5枚が完全にマークも数字もバラバラでありながら、自分はその中で最も高い数字のスリーカードができていればもう勝ったも同然でしょう。